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foto bambini

プロカメラマンを目指す主婦の奮闘記。と、2015年生まれの息子の育児ブログ。

子供の写真を魅力的に撮る方法を考える〜アングル(ポジション)編〜

以前、構図編を書いたのですが、

今回は子供の写真を撮る時はどのアングル(ポジション)がより魅力的に撮れるかを考えました。
 
この記事では「◯◯アングル」や「◯◯ポジション」といった言葉がよく出てくるので先にサクっと説明を….
 
 

アングルとポジションの違い

カメラアングルとは『被写体(撮るもの)に対するカメラの角度』のこと。
 
高い位置から見下ろすように撮るのがハイアングル
目の高さで水平に撮るのが水平アングル
低い位置から見上げるように撮るのがローアングル
 
 
カメラポジションとは『被写体に対するカメラの撮影位置』のこと。
 
台などに登って撮るのがハイポジション
立ったまま撮るのがアイレベル
しゃがんで低い位置から撮るのがローポジション
 
ちなみに私、この記事を書くためにアングルを調べるまで、ポジションを知りませんでした。全部アングルだと思ってたよ……
 
さて次から本題です。
 
 

一般的な『ハイアングル』

子供を撮る時に自分が立っている状態、つまり『上から』撮影している時ってよくありませんか?
私は何も意識せずにパッと子供を撮る時はよくこのアングルになります。
 
まずハイアングルのデメリットとしては『ありきたり』『同じような表情になりがち』『面白みがない』『背景が地面ばかりになる』などがあります。
 
ハイアングルでばかり撮っていると、別に悪い訳じゃないんだけどなんか物足りないなー、といった感じの写真になりがちです。
 
 
しかし、ハイアングルで撮る方が魅力的な場合もあります。
 
例えば、上から撮った事により子供の上目遣いが強調されているため、目がより大きく写ります
また、上から撮る事で輪郭がシュッとする感じに写ります。
ハイアングルだも普段自分が見ている子供の様子をそのまま切り取る事ができるのもいい点ですね。
 
また、場面によってはハイアングルの方がいい場合もあります。
 
たとえば紅葉や桜の季節で地面いっぱいに落ち葉や花びらが広がって綺麗なとき。
この場合はハイアングルから撮ってあえて『子供と地面』を写すことでより季節感が伝わります。
 

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このように、ハイアングルの『背景が地面ばかりになる』といったデメリットを逆手にとってみるのもひとつの方法です。
 
 

よくオススメされている『ローポジション(子供目線)』

『子供 写真 コツ』とかで検索すると、かなりの確率で『子供と同じ目線で撮影』を見かけます。
 

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ローポジション(子供と同じ目線)で撮影することのメリットは
 
  • 一味違った写真が撮れる
  • 目線が近いので子供とコミュニケーションが取りやすい(笑わせやすい)
  • 上目遣いではない自然な表情が撮れる
  • 背景がスッキリする(地面ではなく木々や空が映る)
などなどたくさんあります。
実際、私も子供や赤ちゃんを撮る時には一番意識しているのがこのローポジションです。
 
子供はしゃがんで撮るし、ハイハイの赤ちゃんを撮る時はこんな風に寝そべって撮ったりもします。
友人が撮ってくれました。側から見るとちょっと間抜け(笑)
 

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ローポジションから実際に撮影してみて私が特に感じるのは、やはり子供の自然な表情が撮れることと、子供とコミュニケーションが取りやすい(笑わせやすい)ということ。
 
しゃがんだ状態でまず事前にAFポイントやF値を決めておき、カメラに隠れて「いないないばあ!」をすると子供が笑ってくれるので素早く構えてシャッターを切ると、自然ないい笑顔が撮れたりします。
 
 
ハイアングルからの撮影だとどうしても上目遣いの表情ばかりになってしまいますが、しゃがんでローポジションから撮ると、子供の本来の自然な表情を写す事が出来ます。
 
ハイアングルだと伝わりにくいモチモチほっぺも、ローポジションからだとばっちりモチモチ写せます(笑)
乳幼児特有のこのモチモチほっぺがたまらなく好き。
 

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逆にローポジションのデメリットは
 
  • 長時間だと体勢がキツい
  • 撮ってる姿がちょっと恥ずかしい
  • (しゃがんでいると)立っているよりは安定しないので多少ブレやすい
といったところでしょうか。
恥を捨てればそこまでデメリットは感じません。
 
私もいつもガッツリしゃがんでより安定させるために大股開いて撮ってます(下品ですみません)。安心してください、ズボン履いてますよ。
ちょっとかっこ悪くても、それでいい写真が撮れればオッケーだと思ってます。
 
ローポジションからの子供の自然な表情が好きなので、ちょっと前までは「子供撮影はローポジションが一番だ!」と思っていました。
(今でも個人的にはやはり子供や赤ちゃんの撮影にはローポジションが一番おすすめです。あくまで個人的には。)
 
 
 

ローポジションでの失敗談

以前あるママさんと遊んだ時にそのママさんの子供(当時1歳半くらい)の写真を撮っていたんですが、私的に「これはいい表情が撮れたぞ!」と思った1枚があったんです。
その子はめちゃくちゃいい笑顔で、しかもカメラ目線の1枚でした。
 
すぐにその写真を「いい笑顔撮れたよ」と見せると、それを見たママさんが一言。
 
「うわー、めっちゃ二重アゴじゃん」
 
え…そこですか……?
子供の二重アゴって普通だと思うんだけど…
 
ママさん的には二重アゴが気に入らないらしく、その後も「◯◯ちゃん下膨れなんだよね〜やだな〜」と何度も言ってました。
 なんかもう、そんなに気にするような写真撮っちゃってすみませんって本気で凹みました。
 
家で改めて見返してみたんですが、やっぱり私的にはよく撮れてる写真だと思うんです。そもそも1歳の子供なんてみんな二重アゴだし。むしろそこが可愛いのに…
 
じゃあ何故こんなに不評だったかというと、そのママさんのSNSを見て気付きました。
載せている子供の写真が全て上から撮っている写真だったんですよね。
 
全て上からなので上目遣いになる(目が大きく見える)し、当然二重アゴには映らない。
そんな写真を見慣れていたから私の子供と同じ目線で撮った写真の輪郭や表情が気に入らなかったんだと思います。
 私はその子の自然な表情やモチモチのほっぺも含めて可愛いと思って撮っていましたが、そのママさんからしたらそこは『写したくない部分』だったんですね。
 
自分で思う可愛いと他人の思う可愛いは必ずしも一致する訳ではない。
むしろ我が子となるとデリケートな事なので注意して撮らなければいけないな、と勉強になった出来事でした。
 
その日以来、特に親しい友達の子供以外は意識的に上目線と同目線のどちらも撮るようにしています。
もし仕事としてやっていくなら事前にどっちの顔の方が好きかをリサーチした方がいいかもしれません。
お客様が撮って欲しい表情を撮るのがプロですもんね。やっぱりプロってすごい。
 
 
 

結局『何を撮りたいか』で角度を考えるのが一番だと思う

構図編と同じくどっちつかずの結論となってしまいましたが、やはり構図にしろアングルにしろ、『何を撮りたいか』によってその都度変えていくべきなんだなと思いました。
 
顔の可愛さを重視したいなら、目が強調されて(大きく見える)輪郭もシュッとするハイアングルで。
ハイアングルから撮るなら思い切ってドアップで撮るのもオススメです。
より目力が強調されて可愛いです。
 

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子供らしい自然な表情を写したいなら子供と同じ目線のローポジションで。
ローポジションならその時に子供が見ている景色も一緒に残すことが出来ます。
 

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どちらかが絶対にいいという訳ではなく、こう撮りたいからこのアングルという風に、撮りたいイメージに合ったアングル(ポジション)を使い分けることが大事なんだと思いました。
 
今はまだ撮った写真を見ながら「これはあのアングルの方が良かったな」と後悔する事も多いですが、
もっと練習や勉強をして、いつか自分のイメージした画に合う構図やアングル、ポジションを瞬時に判断出来るまでに上達したいです。
 
プロへの道のりは果てしなく遠い…。゚(゚´ω`゚)゚。
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